北海道演奏旅行記

10月末、北海道でメンデルスゾーンのピアノトリオ第1番とヴァイオリンソナタ、チェロソナタ第1番を演奏しました。

 

藝大時代の同期である、中島杏子さんに声をかけてもらったことで叶ったステージ。同期のチェリストの中ではよく話していた仲ですが、実は彼女とは共演したことがなく、ついに共演できたのでした!

 

中島さんは女性らしい優雅さの奥で、駆け出すように麗らかで芯の太い音色があり、素敵な音楽に寄り添えた幸せなひとときでした。

 

もう一人、ヴァイオリニスト能登谷 安紀子さんとの共演もさせていただきました。初対面&藝大の先輩でもあられるので、ずっと能登谷先輩!とお呼びしていました。

 

高度な技術をお持ちで、自作の作品でCDも出されている多彩な才能の持ち主。演奏会では能登谷先輩の作品も数曲共演させて頂きました。

 

すてきな音楽家と共演できたことに感謝しかありません。

 

演奏会場の奥井理ギャラリーは、ちょうど紅葉真っ最中で、窓越しに映る景色がため息がでるほど美しかったです。もちろん、奥井理さんの作品もエネルギッシュで惹きこまれる作品ばかりでした。

 

今はおそらく雪景色でしょうか。

雪を見ながらの演奏会も素敵でしょうね!