冬の北海道

今年も中島杏子さん(チェロ)、能登谷安紀子さん(ヴァイオリン)のデュオ「Virturose」のサロンコンサートにゲストとして呼んで頂き、北海道にて公演させていただきました。

 

ブラームスの室内楽というテーマで、チェロソナタ第1番、ヴァイオリンソナタ第3番、ピアノトリオ第2番を演奏しました。

 

昨年の紅葉シーズンとは違って、一面雪景色。やはり北海道は雪国でした。

 

中島さんとは藝大時代の同期で、昨年から共演させていただくという縁に恵まれましたが、細い体から出る太い音色が美しく、楽器を扱うことと音色を追求することに貪欲な姿勢を拝見しました。

 

能登谷先輩とは、北海道滞在中3か所ほどアウトリーチ活動に参加させて頂き、地元の方々と音楽を通した交流ができて嬉しかったです。

 

美味しいお料理やお洒落なカフェなど、札幌を堪能するひと時となりました。

 

そして、今回はとても特別な人との再会も果たすことができました。

故・中村紘子さんが主宰されていたことで有名な浜松国際ピアノアカデミーにて一緒に勉強していたMさんとそのお母様!!なんと、23年ぶりの再会でした。数字にすると自分の歳がバレそうですが、演奏会に駆けつけてくださいました。。彼女が演奏を聴いていると思うと、当時を思い出してなんとも感慨深い気持ちに。

 

当時は二人ともピアニストを目指して過酷なレッスンを受ける日々でしたが、現在彼女は立派なお医者様。お忙しい日々のなかでもピアノを弾かれていて、チェロの門下会などでピアノを担当されたりするのだそう。

 

あまりゆっくりお話しは出来なかったけれど、また会えるように日々頑張ります。